課題別研究分科会
Special Interest Group (SIGs)
Special Interest Group (SIGs)
林吉郎氏の提唱で2013年に発足したCCDとは、Co- Creative Dialogue(共創的対話)の略称であり、基本となるダイアローグの原型を、物理学者David Bohmの「On Dialogue」に依拠する。CCDのベースとなるダイアローグは、ディベイトではなく、相手の言葉に耳を傾け、受け止め、相手の言葉と自分の思いをじっくりと自らの心の中 で温めていくプロセスである。CCDは社会の役に立つような、社会的問題をテーマとして採り上げ続ける傍ら、研究・活動に従事する我々の人生が、創造的で豊かなものとなるよう、幅広くテーマを求めていく。体を動かしたり、声を出したりしながらの楽しいワークを通して、自分の中に眠っている知恵に気づくことのできるような色々な取り組みに挑戦していきたい。
CCMは、1960年代にエドワード・スチュワート博士によって開発された体験型の異文化間トレーニン グ法です。学習法は、実生活の一場面をロールプレイで再現し、“対照的”であることへの議論と分析を 深めます。その議論の過程では、参加者自身の文化に対する意識が高められます。CCMは参加者が自文化の価値観や行動に対する気づきを もたらす優れた学習法です。
Living Within Diversity SiG (多様性研究会)の目的の一つは多様性の問題への意識を高めることです。活動の内容はオンラインディスカッション、フィールドワーク、 年 1 回のLiDiリトリート、 SIETAR ジャパンのプレ・ カンファレンスイベントなどです。LiDi のメンバー達は 世界の多様性について 勉強し、多様性への意識を 高める活動をしています。
MusIICグループは、感性に 焦点を当て「楽しみながら 学ぶとよく身につく」を提唱し、アクティブなワークを 入れた「コミュニケーション」セミナーを研究、実践 しています。目指すものは、自己探求、共感力、表現力、そして繋がり合う力の向上 です。授業、研修、家庭、 さまざまなシチュエーションで役立つヒントも提供できるよう、実践重視の内容ですが、裏付けとなる理論の研究も深め、皆さまに納得して いただけるように努力して います。